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コロナ渦で退職代行サービス利用者が増加|通常時とは違う退職理由

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コロナ渦で退職代行サービス利用者が増加|通常時とは違う退職理由

2019年に中国武漢で発生した新型コロナウイルスCOVID-19は、2020年には世界中に蔓延しています。

日本も例外ではなく、東京オリンピックは1年間の延期となり4月には全国に緊急事態宣言がだされました。

今だに出口が見えず、来年のオリンピック開催さえも危ぶまれるような状況です。

この新型コロナウイルスは私たちの健康だけでなく生活をも脅かしています。

 

そんな中、退職代行サービスの利用者が増加傾向にあります。

その理由を調べてみると、通常時とは違うコロナ渦ならではの退職理由に起因することがわかりました。

 

 

退職理由(通常時)

通常時に退職代行サービスを利用する人はどのような退職理由の人が多いのでしょうか?

 

労働条件に関するもの

退職の理由として最も多いのが労働条件に対する不満です。

給料、労働時間、休日、残業などがこれにあたります。

 

職場の人間関係に関するもの

次いで多い理由が人間関係のトラブルです。

いじめ、パワハラ、セクハラなどがこれにあたります。

 

仕事自体に関するもの

現在の仕事内容に対する不満も退職理由として多いです。

自分に合わない、やりがいを感じないなどです。

 

その他の事情

結婚、病気などや無負えない理由で退職する場合もあります。

 

 

退職理由(コロナ渦)

通常時の退職理由について前項で記しましたが、コロナ渦にをける退職理由は全く違ったものになります。

詳しくみてみましょう。

 

職種、労働環境などによるもの

職種の特性としてテレワークなどができず感染リスクの高い仕事

建築業・接客業・医療など

テレワークが出来ず人との接触頻度が高い仕事をしている人が退職を考えることが増えています。

 

重症化のリスクがある人

・高齢である

・基礎疾患がある

・小さな子供や高齢者と同居している

新型コロナウイルスは多くの人は感染しても無症状あるいは軽症で済みます。

しかし、重症化するスピードは速く最悪の場合は死に至らしめる病です。

重症化のリスクの高いのは高齢者や基礎疾患のある人が挙げられています。

 

このようなことから、自分自身または家族に重症化リスクの高い人がいる場合でテレワークなどが行えない職種の人は退職→転職を考える傾向が強いようです。

 

会社の対応に疑問がある

新型コロナウイルスに対する対策は各会社によって様々なものがあります。

アクリル板で仕切りをする、消毒の徹底、テレワーク、出社時間をずらす、など職種や会社の考えによっても変わってきます。

経済的な面を優先するあまり一部の会社では不十分な対応であったり、疑問のある対応だったりすることもあります。

社員を無理やり出社させるブラック企業もあり、これを機に退職を考える人も増えています。

 

 

退職代行サービスを利用するコロナ渦特有の理由

このコロナ渦において通常時とは全く違った理由で退職したいと考えている人がいることはわかりました。

しかし、どうしてわざわざ料金を支払ってまで退職代行サービスを利用するのでしょう?

 

自分で連絡するのが面倒くさい

コロナが直接的な理由ではなく、もともと以前から会社を辞めたいと考えていてコロナ渦で辞めやすくなったと感じて辞める人に多い理由です。

ただ自分から辞めると言って引き止められたり、いろいろ聞かれたりするのが面倒くさいと感じて退職代行サービスを利用します。

 

退職を認めてもらえない

このコロナ渦で退職を切り出しやすくなったと感じている方もいます。

「感染のリスクが高いので・・」と言えば立派な退職理由になります。

本当にそういった理由で退職を考える方に加えて、前から辞めたかったけど言い出せなかった人の便利な理由にも使われています。

 

会社としては何人も辞められては困ってしまうので、通常時よりも引き止めが増えてきています。

これによって退職代行サービスを利用する人が増えています。

 

出社を強要される

会社の感染対策が不十分なことなどから出社をしたくないが強要されたり、罵倒されたりして退職を切り出すのが怖い。

危機的な状況でブラック企業がいっそう明白になってきています。

このような明らかなブラック企業の場合も退職代行が利用されます。

 

そもそも外出したくない

感染リスクを考えると退職を申し出るために会社に行くことさえも避けたい。

かといって、電話で「辞めさせてもらいます」でスムーズに退職が出来るとは思えない。

重症化のリスクを抱える人であれば当然です。

このような方も退職代行サービスを利用します。

 

大変な時に申し訳ない

他の人も感染のリスクを抱えながら頑張って仕事をしているのに「退職したい」とはなかなか言い出せない。

会社や仲間を裏切るようで自分で言いにくい人も退職代行サービスを利用します。

 

 

まとめ

・仕事上感染のリスクが高い

・重症化のリスクが高い

・会社の対応が疑問・納得できない

 

上記のようなコロナ渦特有の理由で会社を辞めたいと考える人だけでなく、以前から会社を辞めたいと考えていてコロナ渦を理由としている人も多くいるため退職代行サービスの利用者が増加しているようです。

 

退職代行サービスは

「退職したいけど言い出せない・・」

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